adversity~賢くない私の生きてきた道~ -21ページ目

23。高校中退

彼と毎日会いたいが為に、バイトを殆ど毎日入れていた。
朝、起きれない・・・。
特に月曜日の1時間目は体育で、いつも3時間目位から学校に行ったり、学校にいくフリして友達と遊んだり・・・。
ついに3学期。
先生に
『あと1日やすんだら留年になるよ。』
と、言われ、
親に
『うち、お金無いし、私が働いて少しでも家に入れたほうがお母さんも楽でしょ?留年してまで学校行ける自信無いし、辞めてもいい?』
母も高校中退なのであっさりと、翌日、母と2人で退学届けを出しに行った。

高校で仲良くなった友達は殆どすでに学校を辞めて、お水の花道まっしぐらだった。おまけに歳までごまかして一人暮らしもしていた。
その一人暮らしの友達の家に、遊びに行くようになってから・・・
私が学校を辞めるのを待ってたかのように、
「前も言ったけど、お水のバイト嫌?」

「彼氏が嫌がるからやめとくわ。」
と断りながらも、真面目な彼にちょっとたいくつさも感じていた・・・。

22。彼は・・・

付き合いだした彼は、苦労知らずの優しさだけが取り柄なひとだった。
彼の家庭は父親が公務員、母親は昔ながらの専業主婦。その頃から思うと、両親が50歳越してるのにも、びくりした。私の両親はまだ30代だったから。 あと、姉と妹が居た。女に挟まれると、優しい子になるのは納得だ。
彼の母親は朝の5時半にはおきて、化粧をし家中の掃除をしだす。私には慣れない光景だった。 朝から出かける訳でもないのに、化粧をするなんて・・・。 だけど、昔の人は旦那さんが起きてくる前にちゃんと化粧をするのが当たり前だったと聞いた。
土曜日の夜は毎週彼の家に泊まっていた。
彼はまだ車の免許を持ってなかったのでデートは電車か自転車の二人乗り。それでも、お互いに気持ちが通じ合ってる恋愛をしている実感がすごくあった。

21。真面目な相手

バイト先で、私に何かと敵対心を持ってくる何歳か上の女のバイトの先輩が居た。その先輩がどうやら好きなバイト仲間がいるらしいので、あっさりと、その先輩の好きなバイト仲間と付き合うことになった。選ぶのは彼自身なんだもの。 私には関係ない。でも、その彼は私より3つ年上だったが、すごい真面目。私の周りには居ない人種だったので、最初は興味をそそられた。
15歳で平気でバイト先ではタバコも吸うし、その当時は自分では普通だと思っていた超ミニスカートを穿いていたんだけど、それが彼には、
「他の男に見られたくない。」って事で、ジーンズにTシャツを着るように言われた。
このミニスカートのお陰で、仕事も出来ない4時間だけのバイトなのに、店長に気に入られて時間給はほかの高校生のバイトよりも貰ってたのに・・・。

20。だらだらと・・・

だらだらと・・・
処女を捨てると、どうでも良くなり、夜はご飯を食べさせてもらう相手を探し友達とナンパ待ちした。
2人組みだったのでちょうど良かったが、わたしに引っ付いていた方は、好みのタイプではなかった。
友達とトイレに行き、私は「帰る」と言った。そしたら友達が財布をひっくり返して、全財産(2千円ほど)をもって、
「これで、タクシーで帰り。」
とくれた。
体調が悪くなったと、相手に告げると
「送って行ったげるわ。」
と言われ、送っていってもらうつもりが、違う方向に歩いていっていた。   断るの邪魔くさいし、もういいや。
と、ホテルに入った。
好きじゃない人とするのは初めて。緊張しないせいか、前の彼より気持ちよかった。 
その男は朝になって別れるまでずっと連絡先を聞いてきた。
私は、絶対教えなかった。もう会うつもりなんてないもの。

後で、別れた友達に電話したら、偶然にも同じホテルに入ったみたい。

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