adversity~賢くない私の生きてきた道~ -22ページ目

ここからは・・・

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18。初体験

学校の友達とテレクラに電話した。その相手は22歳だった。直接相手の家の電話番号を聞いたので、何度か話してるうちに会う事になった。 ど~せテレクラに電話してくる男なんてロクな男じゃない・・・と期待してなかったけど、会ったら意外に格好良かった。向こうも同じ事を思ったのか、
「可愛い顔しとるなぁ。」と私の顔を覗き込んだ。車の中で顔を覗きこまれるだけで、心臓はバクバクした。15歳の私からすると、22歳の車を持っている男は、大人に見えた。
出会いが出会いなだけに、体を求められるのは予測が付いた。だけど、私は怖かったので母親のきつーいハードタイプのガードルを穿いていた。
ドライブをして、海の近くで車を停めた。いよいよ来るな・・・。 顔が近づいてきた。手が胸に行き、スカートの下から手を入れようとして男の手の動きが止まった。ガードル作戦成功!! 
「今日はあかんのやな・・・。」と男は笑い、1時間ほど話をして家に送ってもらった

17。友達

私のクラスは、他クラスの悪い子たちのたまり場になって来た。
そこで仲良くなった子と放課後遊ぶ事になった。
遊ぶと言っても、お金もないので公園でしゃべる位のものだった。そのとき、
「あんた、大人っぽいから歳ごまかして、お水のバイトせえへん?」
と誘われた。 親が水商売だったし、その世界に興味もなく、水商売をする=母親が悲しむ と思ったので、一旦断った。
そして、普通のハンバーガー屋でバイトをすることにした。バイト料が入って初めて買ったのが、留守番電話機能付きコードレス電話。これで、借金取りからの居留守も出来る。

16。高校

こんな私でも、高校に進学する事になった。父と兄は中卒、母は父と出会ってから学校に行かなくなり、高校中退。 私には高校位出て欲しかったのだろう。いちお低レベルの私学とはいえ、もしも落ちたら格好悪い。試験勉強を必死になってした結果かどうか、入学できた。 私のクラスは、やんちゃな子が集まっていたようだ。入学式が終わり、担任の先生の挨拶の最中、私は居眠りをしていたようだ。母に、あんたは大物になるわ。と笑われた。

15。だらしない女

中学3年生になり、修学旅行・・・。新幹線の駅まで親が見送りに来ないといけない決まりだった。
父親も来てくれていた。
 私は母親の男に色の褪せた赤いボロイ車で、家から送ってもらう事になった。 母はいつも以上におしゃれをしてた。
さすがに、駅に着くと、母親と私だけを降ろし、どこかにいったけど・・・。
気が付くと、父親一人で私のことを見送ってくれている。
「お母さんは?」
って聞いたら、
「何か用事があるから。って先に帰った。」
と、
複雑な気持ちになった。

・・・・就学旅行から帰ってきて母が私が行ってる間、男と旅行に行ってた。と聞いて、男に流される女なんだ。だらしないと、思った。