91。ヘルスの面接へ・・・
今度はシャワーのあるヘルスで働こう。
と、思い、
例の風俗に詳しい人に連絡をし、
「稼ぎたい」 「ヘルスがいい」
と、告げ、ある店を紹介して貰った。
早速、あくる日に面接に行ってみた。
そのヘルスはバタバタと忙しそうだった。
お客さんを相手する個室を見せてもらった。
浴槽もある。マットもある。
ここ、ヘルスだよね?
さっき、面接の時、
「体は柔らかい方?」
って聞かれた意味が分かった気がする。
仕事がハードなんだ。
この仕事内容で、ヘルスのバックしか貰えないのは割りに合わない気がする・・・。
と、思い、
「いつから働いてもらえますか?」
と、聞かれた時に、
「今日は身分証明を持ってないので、その時にまた・・・。」
と、逃げてきた。
この店で働くと確実に稼げるだろう・・・。
と、思ったけど、薄利多売か・・・。
90。なんとなく。
周りのみんなが待機室で求人誌を開いて、
「ここの店暇やし、他に行こっかなぁ~」
という雰囲気になっていた。
「○○の面接、昨日、行ってきた!」
とかいう女の子も居た。
私もなんとなく・・・この店、辞めようかな・・・。
と、いう気になってきた。
風俗で働く事を決めたのも、稼ぎたいからで、毎日の様に昼寝し放題で、保証給2万円貰い、
楽といえば、楽だけど、1日に、2万の稼ぎじゃクラブで働いてた時よりも遥かに少ない。
お昼の仕事の利点は、夜に時間の余裕が出来るので、駅の近くで夕飯の買い物をし、
彼の仕事が早く終わった時は迎えに来てもらい、2人でご飯を食べれる事は楽しかった。
だけど・・・。 根本的に稼がなきゃ、体使ってる意味ない!!
と、思い、私も、求人誌を見る事にした。
89。恐るべしワキガ
お店の制服を着る度「ワキガ」臭いと思っていたら、他の女の子が、
「がーの匂い染み付いてる制服あるから、気ぃつけな移るでぇ。」
と、教えてくれた。
「やっぱそうですか。私、自分がワキガになったんやと思ってた、ちゃうくてよかった。」
と、他の制服をさがし、脇の部分を匂って、マシな物を自分用にキープした。
クリーニングされてる感じでもないので、他の制服10枚ほど、家に持ち帰り
洗濯をした。
洗った直後は匂いが消えたように思うんだけど、乾くとワキガ臭復帰。
恐るべしワキガ女。
私の怖い物
次には「酔っ払い」
酔っ払いが怖いんじゃない。
その後だ・・・。
素面の人よりも、ゲロを吐く確立が多いのが酔っ払い。
ゲロが怖いんです。
子供や、女性の
「ケポッ!」
と出る嘔吐音は怖くない。
オッサンになればなるほど、
「オェ~!!」
と、吐く。
その
「オエ~!!」
を聞くと、私の心臓はバクバク。貧血で倒れそうになる。
これも、幼少期の、母親が毎日酔っ払って帰って着る、事が影響されてるんだろう。
本気で「催眠療法」で治るなら直したい!!
と、思っております。
怖い物
私は世の中に怖い物が2つある。
いつも勝気で冷静な私でも、
「ごめんなさい。何でもしますから堪忍してぇ~!!」
ってなモンが・・・。
1つは、飛ぶ虫。ゴキブリは私を失神させる勢いだ。
中学生の頃、もう乳も膨らんで、下の毛も生えた来た頃、
いつものようにお風呂に入って髪の毛を洗っていたら、ゴッキーが太ももの上に
「ボト。」
「ぎゃー!!」
と父親がお風呂場に行くと、
その時は父親しか家に居なかったので、裸、毛も乳も丸出しのまんま、風呂場から飛び出しました。
私の騒ぎ様に父は、
「どないしてん。」
と、風呂場に駆け寄ってきた。
私は、素っ裸で頭にはシャンプー付けたまんま、
「ゴ、ゴキブリが、太ももの上におってきた!!(落ちてきた←方言ですね(^_^;))
「見て来るわ。」
「死にかけやんけ。もう、殺したから風呂行って来い!」
死んだのを確認しないと落ちつかない。
一人で留守番の日にゴッキーはやってくる。
泣きながら
従姉妹の姉の勤め先の飲み屋にに電話する。
「グスグス・・・また、ゴキブリ出てん。家におられへん。」
姉「お姉ちゃん、仕事抜けられへんから、とりあえず友達に行って貰うけど、見つからなかったら、
お姉ちゃんの家から学校行けるように準備しとき。仕事終わったらすぐに帰るから・・・。なっ。」